最近観た映画・アニメメモ
『呪怨2』
ホラー映画は癖になる。映像やゲームに非常に適したジャンルだと思う。ということで、前作で懲りたはずの『呪怨2』。『~1』と同じだった…。
『新耳袋 第一夜』
しつこくホラー。一本一本が短いということもあり、怖いというところまで至らない。渡辺いっけいの演技が凄かったという記憶しかない…。
『the ring』
「リング」好きとしては、ハリウッド版がどのようにアレンジされるか楽しみに観た。冒頭のシーンなどはほとんどそのままで興味深い。が、後半はそれなりに筋が変わっており、それなりに面白くはあるのだけれど最後の井戸にいたる動機などはやはりオリジナルのほうが自然。貞子もやはり日本版の恐ろしさに軍配を上げたい。
『トップをねらえ!2 vol.1』
前作も『フリクリ』も好きなので観てみたけれど、「1」ではどちらのよさも感じられなかった。パロディのパロディのような感じ?キャラクターは可愛いのだけれど…ちょっと狙い過ぎか。これが「今風」なのかな…今後面白くなっていくといいなあ。
『アベノ橋魔法☆商店街 vol.1~6』
以前2話まで観て挫折したが今回一気観!1話が凄くいい雰囲気で、2話がいきなり別世界、というより全く違う作品のようでついていけなかったのだが、今回通してみて、やはりちょっとついていけない。けれど、関西弁の主人公二人のキャラクターがカワイイので得をしている。ラストはやや納得いかない部分も感じたけれど、オタク的脳内世界からの脱出というテーマは面白かった。
『妄想代理人 vol.1~6』
気になっていた今敏のサイコサスペンスを一気観!冒頭こそサイコサスペンスだが、中盤からは監督言うところの「電波系」に振れていく。『マトリックス』『ファイトクラブ』『制作進行くろみちゃん』等のパロディのようで、それぞれの話数で全く違う作品のようだ。ラストは無理やりとも言える感覚で収束していき、なんともいえない終わり方をするので、よけい作品全体を曖昧な、もしくは難解な印象にしている気がする。しかし、その作品世界は不思議な魅力や説得力・怪しさを感じられた。何の害もない『癒し系』と言われているような物が本当は一番危険だという監督のメッセージには強く共感。
『ハウルの動く城』
メディアージュで見たが、公開から時間がだいぶ経つためか、まず冒頭のシーンで凄まじいフィルムダメージに驚いた。ゴミやら髪の毛まで…これは演出か?というぐらい。さすがにしばらくすると収まるのだけれど、いつの間にかDVDのクリーンな画面に慣れすぎただろうか。
内容に関しては、いろいろ漏れ聞こえていたこともあり期待していなかったのだけれど、なるほどこういう感じかといったところ。確かに突っ込みどころが満載で「何故?」の連続。それは前作同様覚悟していたので、むしろ絵やキャラクターを楽しもうという気持ちで見た。絵やイマジネーション・動きはやはり素晴らしい部分が多い。
しかし、どうしても馴染めなかったのが声。いろいろ言われていた木村拓哉は、『2046』のレベルを覚悟していたせいか、逆に凄く良く、ほとんど違和感を感じない。むしろ、年齢の変わる主人公のソフィーを、倍賞千恵子一人が演じているというのは驚愕。失礼ながら絵が歳をとると少しホッとするぐらい。最後まで若いソフィーの声には馴染めなかった。ダブルキャストでも良かったのでは…。
この映画のテーマはいくつかあるのだろうけれど、なんとなく「家と家族」というテーマを感じた。見ず知らずの者たちが一つの城(家)に擬似家族として住まい、構成員の変動で家自体も変わっていき、また家の変化によって構成員も影響を受けるということ。ラストのあっけない大団円は家族に対する希望だろうか。
『ビッグフィッシュ』
なんと素敵な映画なんだろう。観た後に素直にそう感じられる名作と思う。物語は自らの人生を「ほら」混じりに奇想天外に語る父親の回想と、それについていけず「本当の」父親像を語って欲しいと葛藤する息子を丁寧に描く。回想シーンは確かに単調に感じる部分もあるけれど、その映像の素晴らしさ、ティムバートンらしさに引き込まれ、その不思議な世界の心地良さに心酔。息子の父親に対する感情も非常にリアルで、登場人物それぞれに全てに共感できる。それぞれの立場の人物に対する監督の心やさしい眼差しを感じることが出来る作品と思う。とにかく絶必見。